第88話「破水からプレイバック」
この物語は
高齢出産を控える妊婦の様子について夫が記した事実であり、
主人公の主観的要素は多分に含まれておりますが、
フィクションではありません。
マルコー妊夫「第88話 破水からプレイバック」
出産予定日から4日経過後の月曜日
9時19分
出勤途中の電車の中で
妻からのメールを受信した。
妻メ「トイレに行ったら生理のような赤いオリモノが。。
これは絶対おしるしでしょ。でも今妊娠本で確認したら、
おしるしって全体の4割くらいの妊婦さんしか
みられないんだって。
陣痛まで1週間くらいかかることもあるとか。
じゃあ気をつけてね」
妻はそういうが、
俺は今日早い時間から陣痛が始まるかもしれない、と思った。
というのも
週末金曜夜、土曜日、日曜日
妻を連れ出し、歩きまくったからである。
出産予定日前日に
先生から陣痛宣言があったにもかかわらず、
一向に進まない出産経緯。
妻に運動するように勧めても、
「ひとりで外出して破水しちゃったらイヤだもん」
ということで、長い時間の散歩を嫌がっていた。
だったら俺がいるときに、まとめ歩きだ。
妻「えぇ~今から行くのぉ~21時過ぎてるよ?明日じゃダメ?」
俺「ダメ。明日は明日で歩きます。さあ行くよ!」
俺はスパルタ妊夫と化し、
金曜夜に帰宅してから、妻を連れ出し、ウォーキング。
翌日土曜日は、最寄の大きな公園を渡り歩く。
近所には噴水やアスレチックや人工浜辺まであって(画像1)
子供が遊べそうな場所を次々と発見。
計4時間近いウォーキングを敢行。
さらに日曜日、
雨という天気予報を見て、近所の水族館内をウォーキング(画像2)
結局、雨が降らなかったのをいいことに
さらに周辺公園をウォーキング(画像3)。
そして月曜日
おしるしに至ったのである。
まさにウォーキング効果が出るんじゃないかと思ったのだ。
10時55分
後輩と夕方のミーティングについて打合せをしていると、
携帯電話が鳴る。妻からだった。
まさか・・
妻「破水しちゃった。
お腹痛いなぁと思って、リビングで椅子から立ち上がった瞬間、
バッシャーって、スゴイ量。」
俺「マジ!? で、病院への連絡は?」
妻「連絡して、タクシー呼んだところ。」
俺「わかった。俺もそっちに向かうから。」
妻「リビング濡れたままなの。どうしよう。」
俺「いいよ、家についたら俺がやっとくよ。
荷物もあとで持っていくから、とりあえずまずは病院へ。」
妻「わかった。」
電話を切る。
あっ・・・
慌ててその場で電話を取ってしまったので、
仕事仲間もシーンとなって聞いていた。
俺「す、すいません。妻からの連絡で、破水したと。。」
すると先輩は言った。
マルコー妊夫「第89話 入院」へつづく。
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