第74話「ヒッヒッフーの本質@両親学級6」
助「ご主人はお母さんがリラックスできるタイミングで
今言っていた腰のマッサージを行ったり、
肩のマッサージを行ったり、
背中をさすったりしましょう。
はい、では、始めていきます。」
マルコー妊夫「第74話 ヒッヒッフーの本質@両親学級6」
え、え、なになに、どうすんの??
助「陣痛がだんだん来はじめました。痛くなってきました。
まず、息を吐くことから始めます。
今肺の中にある空気を全部吐き出すつもりで、
なが~く息を吐いてください。ふぅ~~~~。
全部吐いたら鼻から息を吸います、はい、吸って。
もう一回吐きます、ふぅ~~。
ご主人はそれに合わせてマッサージを。」
え、あ、はい、はい、マッサージね。
ほれ、ほれ、ほれ、ほれ~
助「吸って~、吐いて~。
陣痛が収まってきたなと思ったら
肩の力を抜いてフツウの呼吸にもどしましょう。」
ふ~
って、俺まで同じ呼吸法になってどうすんだ。
助「今のはちょっと短めだったんですけれど、
実際も陣痛が強くなってきて
子宮の入り口が8センチ、9センチの一番つらい時期になると
痛い時間が長い人だと1分近くは痛いのが続くんですね」
ひえ~
助「その痛い間はずっと
この深呼吸を繰り返すようにしていきます。
ただ陣痛というのは必ず休む時間がありますので、
休む時間になったら肩の力を抜いて
リラックスしてフツウの呼吸にもどします。」
そっか、その休み時間に何が俺にできるか、か。
アロマか?音楽か?マッサージか?一発芸か??
助「子宮の入り口が10センチになるまでは、
ずっとこれを繰り返していくんですけど、
子宮の入り口が10センチ開いたら、
今度は赤ちゃんを押し出すために
いきんでもらわないといけないんですね。
いきむときもただ力を入れるだけでは効果的ではないので、
いきむ前には必ず深呼吸をして、だいたい息を一回はいて、
それから大きく吸って止めてグッて、
大きいお通じをするときみたいに
ぐっといきんでいただきます。」
トイレで大をするイメージか。それなら分かる。
大をしたくてもトイレが長蛇の列だったときといったら
この世の地獄だからな。
助「いきみ続けていると苦しくなってくるので
また一回息を吐いて吸って呼吸してから
もう一回いきんでいきます。で3回くらいですかね、
いきんでもらって陣痛がおさまってきたら、
またリラックスをしてもう一回深呼吸をしてから
次の陣痛が来るまではちょっとお休みをします。
で3~4分後とかに陣痛がきたら深呼吸を始めて、
って繰り返しているうちにだんだん赤ちゃんが下に降りてくる
という仕組みになっています。」
なるほど~
助「一応そのときの呼吸の仕方としては
息を吐くことに集中するって事なんですね。」
吐くこと?吸うんじゃなくて??
助「人間は吐くと必ず吸うので、
例えば指を前においてはくことだけに集中して
ふ~としてみてください。そうすると吐く前に、
ほら、必ず吸いますよね。
痛くてどうしても呼吸ができないときは、
ふう~とやってください。
本とかでよくあるのがヒッヒッフ~ってやつなんですけど、
あれは結局全部息を吐いているんですよ。
それは一例なので、いろいろ呼吸法はありますが、
呼吸を忘れないというのを覚えておいてください。」
ヒッヒッフ~ってそういうことだったのか。
呼吸を忘れない。
俺もトイレで大をするときはやってみよう。
息を止めずに、ヒッヒッフ~~~
マルコー妊夫「第75話 親指とボールが妻を救う?@両親学級7」へつづく。
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