【妊娠初期】(妊娠15週~)

第40話「妊婦教室とマルコートリオ」

女医「じゃこの後に、保健師さんから母親学級のご案内です。」


保健師「あまりお時間かかりませんので、どうぞ。」


保健師さんについていき、別の部屋へ移動する。



マルコー妊夫「第40話 妊婦教室とマルコートリオ」



今仕事をしているか、とか、今後の日程などを確認する。


保険師「妊婦教室どうします?」


妻「受けます」


保険師「はい。え~と、6月出産予定の教室ね、ちょっと待ってね」


名簿らしきものを取り出し、めくり始める。


保険師「いっぱいの教室も出てきてるんだけど・・・
    ここね、6月教室は・・・うん大丈夫。」


保健師さんは受付簿に名前を書き始める。


ちょっと覗いてみると、
おっ、37歳や39歳の妊婦さんもいるみたいだ。
30歳以上の妊婦が圧倒的に多いな。


保険師「受付ました。
    妊婦教室は3回あります。
    最初の2回がお母さんだけ。
    最後の1回はお父さんも参加です。
    大丈夫?」


俺「はい。都合つけます。大丈夫だと思います。」


保険師「あと妊婦相談もしているので、検診日の当日でもいいから、
    気軽に相談してください。何か質問あるかな?」


俺「あの、妻の血圧が低いようなんですけど、大丈夫ですかね」


保険師「低いんなら、大丈夫。高血圧だと問題なんだけどね。」


俺「そうですか、よかった。」


保険師「太りすぎには注意ね。
    二人分食べようとか思わないで。
    今の体重で十分だから、キープするように。
    じゃ、今日はこれで終了です。」


部屋を出てお会計までの廊下。


俺「6月教室の名簿見た?」


妻「うん、覗き見しちゃった。」


俺「35歳以上の人、いたよね」


妻「うん、いたいた。二人はいたね。」


俺「母親学級に出るって事は初産だよね?
  友達になれるといいね」


妻「そうだね~マルコートリオで頑張るぞ~」


妻を含めてマルコートリオ
結成できるといいけど。



マルコー妊夫「第41 話 水天宮へGO!」へつづく。

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第39話「2頭身と臓器」

「それでは、こちらの画面に映りますのでね。」


担当のお医者さんは若めの女医さんだった。
今回の測定からは、お腹の上から器械を通すエコーだ。


おっ、モニターになにやら映り始めたぞ。



マルコー妊夫「第39話 2頭身と臓器」

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女医「わかります?
   この真ん中にあるのが赤ちゃん。
   頭、身体、二頭身くらいですけどね、こんなもんなんです。
   それで、ここで心臓動いてるのわかります?
   パクパクパク」


妻「はい」


女医「ちゃんと生きてるよ、ということがここでわかって、
   ここに胃袋とかもちゃんとできてるんです、
   わかりますかね?」


俺「わかります」


女医さんが俺のほうに振り返る。


女医「あら、えらい、ちゃんとビデオ撮ってる。」


俺「あははは、はい。」


一応、看護師さんに許可はとってカメラを回していたが、
先生に何かを言われるのかとドキっとする。


でも何事もなかったかのように
話を続けた。
こういうシチュエーションにも慣れてるのかな。


女医「で、白いのが骨だから、
   頭で・・こう・・首ですよって、ことですよね。
   こう赤ちゃんが小さいとまだ体重として出ないんですよ。
   なので、これ頭なんですけれども、
   頭をね、こう幅を測って・・・14週6日サイズ、
   まぁ、だいたい15週くらいだから、
   そんなに相違はないということで、
   頭がちゃんと成長していれば
   問題ないというふうになります。
   あ、これ、腕です、右手・・左手、わかる?」


俺「おぉ~ホントだ」


女医「で、この週数ではまだ男女とかも見えないし、
   そのほかの細かいこともわかんないんだけど
   だいたい15週相当としては問題ないということです。
   はい、じゃ、いいでーす。」


ふう、良かった、赤ちゃん生きてた。


その後、事務的な話を少しすると、


女医「じゃこの後に、
   保健師さんから母親学級のご案内です。」


保健師「あまりお時間かかりませんので、どうぞ。」


保健師さんについていき、別の部屋へ移動する。



マルコー妊夫「第40話 妊婦教室とマルコートリオ」へつづく。

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第38話「近いトイレと腹回り」

この物語は
高齢出産を控える妊婦の様子について夫が記した事実であり、
主人公の主観的要素は多分に含まれておりますが、
フィクションではありません。



マルコー妊夫「第38話 近いトイレと腹回り」



俺はこの日も午前有給。


予約は朝9時からだったので、
数十分前に病院に着く。


前回のように総合窓口ではなく、
直接、産婦人科の窓口である。


妻「ちょっとトイレ行ってくる」


妻はここのところトイレが近い。
妊娠するとどうやらトイレが近くなるようだ。


なんでも膀胱は子宮の前に位置しているらしく、
子宮が急に大きくなる妊娠初期には膀胱が圧迫されて
頻繁にトイレに行きたくなるらしい。
実際はトイレに行ってもあまり出ないようだけど。


9時を過ぎると
名前を呼ばれ、看護師がやってくる。


「15週診断ですので、診察前にお小水をお願いします。
 また、診察室前に体重計と血圧計がありますので
 事前に測ってください。」


俺「あれ?今、トイレに行ってきたばかりじゃない?」


妻「う~ん、出るかなぁ」


そして


俺「で、どうだった?出た?」


妻「うん、搾り出してきた。」
 
・・出たんだ。。


妻「次は体重と血圧測るのか。
  母子手帳に書かないといけないって。
  持っていかないと。」


しばらくして測定を終えた妻は浮かない顔をして帰ってくる。


妻「血圧が下がってきちゃった。」


俺「え、どのくらい?」


妻「上が89、下が44だよ。
  赤ちゃんにちゃんと血液いってるのかな。。
  じゃ、行ってくるね。」


俺「あれ、俺は?俺は?」


妻「わかってるって。中で聞いてみるから待ってて。」


そして診察部屋に妻が消えていってから
数分して、看護師さんが
「家族の方、お入りください」と俺を迎い入れた。


部屋の中に入ると、
ベットの横になり、お腹を出している妻に
看護師二人で腹回りの縦と横をメジャーで測っていた。


これは腹囲(横)と子宮底長(縦)を測り
お腹の大きさから赤ちゃんが順調に育っているかを
大まかに判断するものらしい。


先生「それでは、こちらの画面に映りますのでね。」


担当のお医者さんは若めの女医さんだった。
今回の測定からは、お腹の上から器械を通すエコーだ。


おっ、モニターになにやら映り始めたぞ。



マルコー妊夫「第39話 2頭身と臓器」へつづく。

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第37話「実物大のフィナーレ」

この物語は
高齢出産を控える妊婦の様子について夫が記した事実であり、
主人公の主観的要素は多分に含まれておりますが、
フィクションではありません。



マルコー妊夫「第37話 実物大のフィナーレ」



妻「15週、15週・・・」


そうつぶやきながらソファーに寝ていた妻が起き上がると、
ソファーの後ろにある何かに手を伸ばす。


その姿をみて俺が笑っていると
「なんで笑ってるのよ」
となんだか不満気。


俺「だって、今、取ろうとしてるのって、
  周期ごとの赤ちゃんの実物画のある雑誌でしょ?
  またお腹に当てて確かめるのかな、って思って」


妻「なんでわかったの!??」


俺「だって、いつもじゃん。。。」

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妻は1週を迎えると
雑誌の実物大の赤ちゃんの絵をお腹に当てて
「ありえない」という表情をするのだ。


妻「えぇ~こんなに大きくなってるの!?
  うわ、これがこんな形でわたしのお腹の中に。。」


そして思ったとおりの表情をする。
それがなんだか可笑しい。


妻「人間のお腹の中に人間が入ってるなんて。
  人間ってスゴイよね。生命の神秘だねぇ」


そうね。
確かにそれは凄いけどさ。


妻「あぁ~!!この雑誌、
  15週以上の実物大がない!?」


だってそれ以上の大きさは、雑誌に載らないじゃん。


妻「ちゃんと生きてるかなぁ。
  明日は私も見れるかなぁ。」


前回、エコー画像を見せてもらえなかったトラウマは
どうやら消えていないらしい。
その後、4週間を我慢し続けた妻は
明日報われるのであろうか。


15週目の診察日を迎えた。



マルコー妊夫「第38話 近いトイレと腹回り」へつづく。

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第36話「胎動の謎」

この物語は
高齢出産を控える妊婦の様子について夫が記した事実であり、
主人公の主観的要素は多分に含まれておりますが、
フィクションではありません。



マルコー妊夫「第36話 胎動の謎」



ある夜。


妻「ねぇ、ねぇ、お腹の赤ちゃんが動いたと思うんだけど。」


俺「えっ~ホント!?だって、まだ15週でしょ?
  胎動を感じるには早すぎじゃない?」


妻「なんか、「胎動ってどんな感じ?」って雑誌の投稿にさ。
  『おならがお腹の中で動く感じ』ってのがあって
  へぇ、そんな感じなんだ~と思ってたら
  いま、そんな感じだったのよ。
  ちょっと触ってみてよ」


俺「いやいや、
  そりゃホントにおならがお腹で動いただけじゃないの?」


妻「だって、最近、便秘じゃないもん。
  おならのはずがないって。」


胎動は一般的に
18週から20週で初めて気が付く。
赤ちゃんの身長としては20cm~30cmで
早い人でも16週くらいだと言われている。


赤ちゃんは8週の頃から、
羊水の中で身体を動かしている。
身体を動かすことで神経や筋肉を発達させているそうだ。


でも、身体があまりにも小さいので、
妊婦が気が付くことはないらしい。


妻は15週目。


確かに早い人なら気がつく微妙な時期なのかもしれないけど。
う~ん、妻のことだしなぁ。


やはり信じられないので、しばらく様子を見る。


興奮気味だった妻が落ち着いて、
数十分後・・・


妻は恥ずかしそうに言った。


「やっぱおならだったみたい。。いま、出た」


だろうね。。
まぁそう焦りなさんな。


そして、診察の前夜を迎えた。



マルコー妊夫「第37話 実物大のフィナーレ」へつづく。

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